ゴルフ、(恐らく)生涯のワースト記念日〜高校同期のコンペ
天国は最初のホールだけだった。昨日日高カントリー倶楽部で行った高校時代の同期とのゴルフコンペ。4番ショートホールで悪夢の+8。その後も信じられないミスが続き、スコアはゴルフを始めた時のような67、76の143。シャンク病が始まった時でさえ、70、57の127だった。ブログにゴルフのスコアを書くようになってから恐らくワースト。そしてこれからもこんなスコアは出ないだろうという意味で、生涯のワースト記念日になりそうだ。
ラウンド後は、しばらくロッカーの前で放心状態だった。前回、前々回とブービーメーカー(ビリのこと。ブービー賞の立役者になる順位であることから、こう言う)だったので、今回は汚名返上したいと思って、かつてないほど練習してコンペに臨んだ。練習場ではうまく打てていたので、練習の成果さえ出せれば、楽々、ブービーメーカー脱出はできると思っていた。それだけにショックは大きかった。
順位はブービーだったが、143というスコアは、目を覆うばかり。
こんなに頑張ったゴルフでさえ、こんな結果になってしまう。一事が万事。ゴルフに限らず、歳をとり、だんだんできないことが増えてくる。これから、すべてが悪くなっていく前兆ではないかとさえ、思った。
最近は、ゴルフが退職後の暮らしの象徴のようになっていた。シャンク病を克服し、復調。「終わりよければすべて良し」の代表格にするつもりだった。
ところが生涯ワースト。なぜ?
ラウンドを振り返って、反省すべきところは反省しよう。
肝臓の数値が悪かった時、「このままでは早死にする」と直言。「対処法は簡単。いつもより食べる量を減らせばいい」とアドバイスしてくれた。ご飯を何度もおかわりしていたのをやめ、一膳に。間食や夜遅くのラーメンなどもやめた。その結果、減量に成功。数値が一気に改善した。
最近は自宅にいることが多く、また体重が増えているが、減量がすべてを解決してくれることがわかった。
そんなYくんが幹事で同組。しかも、ハンディキャップ2(私は17)のSくんもいる。心の中では、ブービーメーカー脱出は当たり前。Sくんについていって優勝も狙うぞ、と最高の結果を思い描いていた。
南コースのティーショットは、綺麗な放物線を描き、フェアウェイど真ん中。仲間がため息をつき、「相川、ハンディいくつ?」こいつ、これまでとは違うぞ、という雰囲気が漂い、すっかりいい気分に。一番最初のティーショットはミスすることが多く、最初の一打をうまく打つことだけを考えていた。
レギュラーで399ヤード。残り90ヤードだったから300ヤード以上飛んだ。
2打目は左のバンカーに。100ヤード未満がうまく打てない課題が早速あらわに。しかしバンカーショットはうまくいってボギー。
大きく乱れたのは4番ショートホール。パー3で、一打でグリーンに乗せられる距離。素人でもパーやバーディーが取れるホールだ。グリーンかグリーン周辺にボールを落とせれば、大怪我はしない。
けれども7番(ユーティリティー)で打った当たりは、ライナーとなったこともありオーバーしてグリーン真後ろに。グリーンを飾る低い樹木に遮られ、グリーンオンに一苦労。あちこちにあるバンカーに3回も入れ、+8。
8番ショートホールもバンカーから出すのに4打も要し、+6。
名門コースはグリーン周りに罠が仕掛けられており、グリーンも難しい。南コース6番では4パットも打ってしまった。打ちっぱなしでは練習できない小技がうまくいかなかった。
簡単な問題の模試でうまく回答できても、難関校で全く問題が解けなかった気分だ。
午後の東コースでもショートホールで大荒れ。
6番の池越え。池の左に打ってしまい、左から90ヤードほど先のグリーンを狙うが、ハーフショットが右に。4回連続池に入れ、バンカーにも入れて+9。
この日ショートホールは合わせて38打も打った。ティーショットさえ正確に打てたら、20打は縮まった。
手押しカートでずっと歩いていて、とても疲れ、集中力も欠いた。コロナ禍で運動不足、体力不足になっている。
不安な部分がすべて出てしまった。
この頃に比べると、正しい打ち方はわかってきて、上手くなっている部分もある気がするのたが、体がついてこない。
伊豆ラウンド二日目で左手首を少し痛め、この日もさらに痛めてしまたまた。少しゴルフ自体は休み、街歩き、山歩きで体力をつけたい。
表彰式。