読書しながら太腿を鍛える

　今日、整形外科にリハビリに行ったら、山を走ってのぼりおりするトレイルランニングをしている女性の療法士さんが担当だった。昨日は20km走ったという。こういう人は信頼できる。左膝が弱っているなかで、どうすれば山登りが再開できるか聞いた。

　まずは減量。最近はダイエットもせずに体重は増えるばかり。一時よりも5kg以上増えているが、これで重い荷物を背負って山歩きすると、脚にかかる負担は大きく、下山時に脚が持たなくなるという。太っていることはコレステロールの数値だけでなく、山歩きでも危険なのだ。

　歳をとったのでランニングは難しいが、歩けばいいかというと、その前にもう少し基本的なトレーニングが必要という。左脚をまっすぐ伸ばして、少し上げて止める。これを10秒。これを何回かすればいいという。

　この運動ならば本を揉みながらでもできる。電子書籍で字を大きくした1ページならば、10秒で読める。1ページ読むたびに脚を上げればいい。

　歩きスマホは危ないが、脚上げスマホは安全。ちょっと続けてみよう。

　女性療法士さんはフルマラソンも走るそうだが、何より脚を鍛える必要があるという。

　頭と脚、同時に鍛えて、老後を健康に過ごしたい。