体が鉛のように重かったーー久々の山歩き
今日21日の天気は冬型の気圧配置が続き、日本列島は強い寒気に覆われた。太平洋側は晴れても気温が低く、寒い一日だった。
もう暖くなると思っていたので山歩きを計画したが、寒さ対策が必要になってしまった。 下着から数えて6枚着込んで、温くした。
スタート地点、陣馬高原下バス停には、当初、8時20分着の予定だったが、9時20分着になってしまった。そうなると、高尾山ケーブル高尾山駅到着は、17時27分の予定に。ケーブルカーの最終は17時15分発だから、間に合わない。それに日が暮れてしまう(日の入りが17時28分だからだ)。
今回はコースを変え、小仏城山(15時29分着の予定)で相模湖方面に下りよう。
というわけで、ルートを変えたので問題なし。
でも駅で1時間も何をしていた?
それが、悪いことばかりじゃない。^ ^
駅にに一言堂という店があり、すでに開いていた。朝7時半から営業!おにぎりやパンが買える。ここで食事もできる。
お店で売っているパンかおにぎりと、コーヒーのセットを頼んだ。500円。
今後はバス発車時刻の30分くらい前には来て、ここで食べ物を買い、トイレを済ませておくのがいいかもしれない。
トイレは駅の外にある。
バスは9時20分、陣馬高原下バス停に到着。
トイレもある。
和田動画方面に歩く。
寒いが、天気は快晴!
陣馬新道登山口。
山歩きは3ヵ月ぶり。毎週1回は山に行っていた時は、登りもそう苦ではなかったのに…。
とにかく苦しい。息が切れる。体が鉛のように重い。服の着すぎ?
実は体重も増えている。付け焼き刃のダイエットでもあったのだが、運動不足がこんなに体を重くするのか!と、驚いた。
急な登りが終わっても、脚が重い。
ありとあらゆる人に追い抜かれた。
ようやく陣馬山山頂。登山口からの平均的なコースタイムは1時間14分。そんなにキツいコースではなかったが、体がついてきてくれなかった。
おにぎりも食べたら、予定通り歩く気になった。
景信山に向かう。
富士山がきれい。
景信山から小仏峠を経て、小仏城山へ。
小仏峠から小仏城山までは登りが続き、また、へこたれそうになったが、ストックで体を持ち上げながら登った。
小仏峠はいつもは茶屋が一軒は開いているが、今日は全て閉まっていた。すぐに相模湖方面に下山した。15時8分。
時折、光り輝く相模湖が見えた。
小仏城山にあったガイドには下40分と書いてあったが、これは短すぎ。コースタイムは49分。
実際にはバスの発車時刻の6分前、16時13分に着いた。
高齢になって、脚のバネが弱くなっている。脚に負担をかけないようにストックを使い、脚が柔らかく着地するように心がけている。
若いトレイルランナーは、下りは駆け下りているが、こんなふうに降りれば、40分で下りられるのだろう。
コースタイムよりも時間をかけて計算しておかないとダメだなと思った。
相模湖からは中央特快に乗れた。
昨日はウォーミングアップのつもりで平地を歩いたが、平地をいくら歩いても、山歩きのトレーニングにはならないようだ。
本当は、ハーハー、ゼーゼーいうような激しい運動をするのが効果的なのだろうが、膝が痛くて、激しい運動は無理。
ならば、水泳と、山歩きを日常化するのが一番なのだろう。
また、週1回山歩きを始めるしかないかな。
専門的な解説を。
健康長寿ネットによると、登山の効果として以下が挙げられる。
登山は時間をかけて山道を歩き続ける有酸素運動になります。標高が高い山では低酸素状態で運動を続けることで、より循環器系に負荷をかけることができます。「高地トレーニング」として持久力向上のために使われることもあります。
また、登り下りのある山道なので足腰の筋力を鍛える筋力トレーニングの効果もあります。主に使われる筋群は、腸腰筋や大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングスが挙げられます。登りと下りで短縮性筋活動と伸張性筋活動の両方を必要とするので、慣れない人では筋肉痛になりやすいかもしれません。石や岩がある自然の道を歩く際にはバランスを保つ力も大切になります。歩きながらバランストレーニングの効果も期待できます。
精神面でも自然の中を歩いたり、きれいな景色を見ることでリラックス効果があります。仲間と話しながら楽しく歩くことで、生活習慣病予防に効果的な「にこにこペース」で歩き続けることができますし、心身ともに健康にとてもよい効果があるといえます。