プレトーク&字幕付きハイライト公演・歌劇蝶々夫人
オペラ・ディ・東京は都内を中心にオペラ、ミュージカル、その他の芸術音楽の上演を行っている団体。入場料を出来る限り安価に設定し、質の高いコンサートを企画しているという。
今回も5000円のチケット(席は全席自由)。海外の著名なオペラ公演は数万円のチケット代が当たり前なので、この価格には驚いた。オーケストラの代わりにエレクトーンで演奏するとともにハイライト公演にしてコストを抑えている。プレトークで解説もしてくれ、初心者でも楽しめるコンサートだった。
特に、首代明子さんのソプラノは素晴らしかった。オーケストラがいなくてもこの歌声が聴ければ大満足。
今回、このオペラに誘ってくれたTさんはスズキ役の松原広美さんとお友達。その松原さんと首代さんのハーモニーは圧巻だった。
背伸びして何万円ものオペラを観なくても、小さい劇場で、役者がすぐ前にいるところでオペラを聴ければ、その方がいいかもしれないと思った。
庶民オペラ、これからもたまに観たいと思う。