好き!→LINEブログの残骸(2021.12~2023.3)

僕の好きなもの、好きなこと。好きってなんだ?

演劇会場に行ったら「公演中止」。でも、その2 ポケモンGOで遊びながら考えた

 久しぶりに「ポケモンGO」をした。ポケモンGOはAR(Augmented Reality、拡張現実)ゲームの草分け。現実の世界をポケモンGOのアプリを立ち上げて覗いてみると、現実の世界通りの道や公園などがあるのだが、すべてがゲームの世界。その面白さにはまって、現役時代も暇を見つけては遊んでいた。

 ちょうど14時から17時まで、イベントがあって、演劇を観ていたら参加できないイベントが楽しめた。
 初めて登場するポケモンと対戦ができた。

 ポケモンGOは、現実の世界をベースにして、それとは違う別の世界を構築している。
  リアルとは違う人工的な世界に今注目が集まっており、メタはVR(Virtual Reality:仮想現実)の世界構築に力を入れている。
 VRもARも新しいメディア体験の世界なので、ゲームとはいえ、これまでは、興味を持って試してきた。
 しかし、VR技術を使ったメタバースにはまだ踏み込まないでいる。なぜかというとすごく時間を食いそうだからだ。
 仕事を持っている現代人は、本当に忙しい。仕事のために、家族との時間や趣味の時間を削り、睡眠時間を削って、なんとか自己研鑽の時間を作ったりしている。
 ポケモンGOくらいなら、会社の帰りや移動中の空いた時間にできるが、メタバースとなると片手間ではできそうにない。
 会社を辞めて、年金生活になっても、やりたいことが目白押しで、最近は、ポケモンGOはやっていなかった。ポケモンGOに充てる時間を他のことに振り向けている。
 だから、いかにメタバースが楽しくても、本当の現実を遥かに凌駕する、貴重な体験ができない限り、時間を割こうとする人はあまりいないはずだ。ゲームの面白さ程度では、入りたくないと思っている。
 リアルの世界は辛いことも含め、本当にいろんな体験ができ、素敵だ。
 SNSで「気持ちの良い時間」が過ごせるから、その延長でメタバースを提供すれば、さらに多くの人が集まると考えるのは甘いのではないか、とFacebookを運営するメタの最近の動向を見て感じていた。
 メディアで仕事をしてきた関係でメタバース体験も「仕事上の知識」としては必要なので、そろそろ覗いてみようかとは思っているが、ユーザーとして本格的に没入するのはどうなのかな?と思うってしまう。
 アニメの「ソードアートオンライン」のように、メタバースで、素敵な女性と出会い、現実世界に戻りたくないような体験ができるならばはまってもいいのだけれど…。