美女谷温泉目指し、けもの道を歩くが…。
今日の山登り後半の楽しみは、なんといっても温泉だ。美女谷温泉。
2010年に買ったこのガイドブックが情報源。
右が木の根が露出した急な坂道で、堂所山への道。左は堂所山に寄らず底沢峠に行く道。
このなだらかな道を歩きたかったが。
堂所山は、一度は目指したのだから、この道を登った。
右・堂所山、左・底沢峠。堂所山まで行って、ここに戻るしかない。
展望はよくないが、少し休みーー。
美女谷温泉を目指した。
案内が全くないので「美女谷温泉」でルート検索したが表示されない。嫌な予感。その先の底沢バス停を目指して下山した。
ところが竹藪の中、けもの道のようなところを進む?本当にこの道でいいの?
ずっと狭い道。誰ともすれ違わないし、誰も後ろから来る気配がない。
少し歩きやすい道になり、谷底に行く道ではなさそうと少し安心。
標識があったので、道は間違っていないと確認。
でも、温泉への道にしては荒れ過ぎている。歩いていて、何度も蜘蛛の巣が顔にまつわりついてきた。つまり、他の人は誰も歩いていないのだ。
いやーな予感が強くなってきた。でも長い下り。まずは下りよう。
お墓と階段。一般道が近い。
この道で間違いではなかった。15時29分。下ったのは一時間だが、悪路だったので、随分長く感じた。
温泉の建物は見つかったが、看板も外されていた。10年前に閉鎖したらしい。温泉じゃなかったの?
ガイドブック、山の部分はあまり変わってないが、茶店は全部閉まっているし、施設の情報ついては最新の情報を調べないといけないと反省。次回からは、ウェブで確認して計画を立てよう。
20分ほど歩いて、バス停に。
あれ?14分ではなく20分?
高尾山口は反対側のバス停から乗らなければならなかった。
「高尾山口で温泉」の選択肢もなくなった。
こちらのバス停は相模湖駅行きだった。
温泉には縁がなかったが、中央特快に乗れたのはよかった。ずっと座って、このブログを書く。
美女谷というのは温泉の経営者が勝手につけた名前ではなかった。伝説の美女、照手姫の生まれた場所なのだ。
温泉はちょっと残念だったが、伝説を知ることができたのは良かった。
新宿に着いた。ブログをアップする。