先輩・Mさんから良い刺激
記者から一時離れ、会社で放送と通信の融合をテーマに、普通のビジネスパーソンのような仕事をしていた時の知人で5歳上のMさん。横浜市の自宅を売り払い、地元・福岡市に引っ越すという。なかなかお会いできなくなりそうなので、30日の昼、パレスホテルのレストランでお目にかかった。
エネルギーに満ち溢れた方で，会社を退職後、小説や脚本を書きだめでいると聞いていたが、最近はYouTubeのショート動画でも活躍されていた。
料理のショート動画の投稿を6月に始め、2カ月で220本をアップ。テレビ局でニュース動画も作っていたプロなので、動画はお手のものだが、それにしても、この集中力に脱帽。動画を撮るだけでなく料理もすべて自分で作っているのだからすごい。
ショート動画だと、料理の作り方は詳しく紹介できないが、今日何作ろうと悩んだ人が、覗くケースが多いらしい。YouTubeのアクセス数の基準をクリアし、ライフ配信をする権利を得たと言う。もともとYouTubeでライブ配信がしたくてショート動画の投稿を続けたらしい。
YouTubeはとても可能性があり、私も最近、番組の配信を始めたが、ただ、インタビュー動画を長々と流しているだけ。視聴者の利便性を考えて、短い動画を作ったり、番組のプロモーション動画を作ったりと言う努力は全くしていなかった。
企業から離れたら自由にやりたい。それはそれでいいのだが、だからといって、相手の利便性も考えず、30分を超える動画を、個人が流していて、それを観る酔狂な人は滅多にいるものではない。
カップヌードルができるまでの3分で見られる動画、いくつかの配信サイトのフォーマットとなっている10分の動画、そしてプロモーション動画をつくろうと、昨日から奮闘している。
Mさんにお会いして良かった。
