人生100年、自宅も大規模修繕が必要
梅雨入りしたが、昨日はちょっと日も差した。建設会社の社長さんから電話があり、早速、駐車スペースの雨漏りと竹の様子を見に来てくれた。
雨が降ると駐車スペースの天井から雨水が垂れてくるのは、窓の下に植木鉢などを置くスペースが泥で詰まり、コケまで生えていたのが原因だった。植木を置くこともないので、柵をとり、屋根で覆ってもらうことにした。屋根で覆う作業は10日に行い、この日は柵をとり、ボロボロになった防水シートを外したり、土をどかす作業をしてもらった。
竹については様子を見にくるだけのはずだったが、社長さんが熱心で、自ら竹を抜く即席の装置を作り、作業を開始。
竹は四方に伸びていた。
竹は綺麗に伐採してくれた。
今の自宅は中古の物件だったが、住んでから20年経つ。そろそろあちこちにガタが来てもおかしくない。
樋口恵子さんが著者『老~い、どん!』で、「家を持ったら『修繕積立金』を肝に銘ずるべきです。そうでないと、自慢の家は 30年たつと金食い虫と化します。そもそもちゃんとした家を一生に一度建てればよい、というのは、短命時代の発想です」と書いている。
大規模修繕とか、それに備えるための修繕積立金などは、マンションの話と思っていたが一戸建て住宅でも、人生100年時代になると必要になるようだ。年金だけでは老後の資金は賄えないと言われているのに、家の修繕費用まで上乗せされるとますます、お金が足りなくなる。
しかも、家が古くなるのにつけ込んで、家を回って、「屋根の修理が必要ですよ」などと声をかけて手抜き工事をする悪質な業者も跋扈している。
家の修理はどこに頼んでいいか分からず、悪質な業者に引っかかることが多い。我が家の場合は今回修繕を依頼した建設会社の社長さんが設計・施工をしてくれた家なので、なんでも見てくれるのが救いだ。
暮らしまわりのトラブル対策、取材してまとめたら喜ばれるかな、と思った。