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退職後の暮らし、新たな1ページへ〜システム手帳も一新

 システム手帳を新しくした。会社退職後の「頭の整理」が一段落したからだ。日経記者として最後の記事を書き終え、会社退職後の準備に着手する2021年9月23日から、新しい音声配信コンテンツの初回の編集作業を終え、「新しい仕事、うまく行きそう」と手ごたえを感じた2022年4月11日までで、会社退職後の「手探り期間」は終わった。退職後の暮らしは新たな段階に入るので、システム手帳も一新した。

 システム手帳を使い始めたのは、2018年9月11日付日経夕刊「Bizワザ」(今は終わってしまった面)で、こんな記事を書いたのがきっかけだ。
 
 この2、3年、アナログな活用法が見直されて、紙を使った「システム手帳」が再び注目を集めている。情報技術(IT)時代だからこそ生きるシステム手帳の活用術を探った。(前文)

 ちょっと長いが本文の大事なところを引用しよう。

 「紙に書いたものの一覧性は頭の整理に役立つ」と話すのはシステム手帳の老舗、英ファイロファックス社の代理店である平和堂(東京・中央)の堀口敦史専務だ。堀口さんは「スケジュール、TO DO(やるべきこと)、アイデアをごちゃごちゃでもいいから1枚の紙に書き込む」ことを勧める。

 一日の予定、すべきこと、気になることなどを思いついたらその日のページに箇条書きする。さらにそれぞれの項目は自分で考えた記号をつけて分類する。内容が実現したら×印をつけ、やり残しは「翌日」あるいは「未来」のページへ移すか、二重線で消してもうやらないかを決める。

 すると自分にはどれだけやりたいことがあり、実際にどれだけのことができるかが分かる。どの分類記号にやり残しが多いかも一目で分かる。「これはバレットジャーナルと呼ばれる手法なのだが、やるべきこととやりたいことを自分の処理能力に照らして整理すると、実行力は格段に高まる」と堀口さんはいう。

 このバレットジャーナルの手法で、記事が出た翌日、9月12日から、システム手帳の利用を始めた。

 記事の締め切りの日は「締め切り」の一言で十分。けれど、出張に行った時などは、メモすることが多い。たくさん書きたい時、いいアイデアが浮かんだ時などに、システム手帳は力を発揮する。

  この頃、成人年齢が20歳から18歳に引き下がると言うことで、消費者教育の取材の準備をしていたことがわかる。同窓会の100周年記念誌で津村節子さんをインタビューする準備で、夫の吉村昭記念文学館にも行っている。
 
 亡くなった母親の葬式が終わり、香典返しの作業もしていた。
 こうやってシステム手帳を読み直すと、人生のドラマが甦る。
 次の新しいドラマが描ければいいのだが。