好き!→LINEブログの残骸(2021.12~2023.3)

僕の好きなもの、好きなこと。好きってなんだ?

ハローワークに行って思ったこと

 昨日、ハローワーク池袋に行った。
 離職票(1、2)、マイナンバーカード、顔写真、預金通帳などを用意、求職申込書を書くと、「高年齢求職者給付金」が支給される。そのために、ハローワークに行ったのだが、形式とはいえ、職業相談をする時間があった。

 求職申込書を見ながら、相談員と話した。
 ほとんどの項目は、書きようがなかった。希望する仕事1、希望する仕事2ーー書いてもそんな仕事はなく、無駄になりそうで何も書けなかった。

 興味のある仕事があればフルタイムで勤めることもやぶさかではない。例えば、新しい雑誌が立ち上がる、年齢不問というような夢みたいな話があればフルタイムでも働きたいが、そんな話はまず、ない。高齢者に求職があるのは頭文字Kの仕事ばかり。警備、(マンションの)管理人、片付け、交通整理などなど。自分のこれまでの経験が活かせる仕事は少ない。
 働くか働かないかは、仕事次第だから、希望勤務時間、希望賃金も書かなかった。

 若者を助ける仕事、小遣い程度でOKというような項目があればいいのだが、ない。現役の方と同じフォーマットでは答えようがない。

 相談員は、「わかりました。何も書かなくていいです」と笑っていた。

 ハローワークが提供する「雇われる働き方」で高齢者向けの仕事は、ほとんどないと言うのが現実だ。高齢者が働き続けることは良いことだが、それは「会社に勤める」ことではない。一般的な企業で仕事をする場合は、ある仕事を一定期間、業務委託の形で受けるというのがこれからの流れになると見られる。

 ハローワークで仕事を探しても、なかなか面白い仕事は見つからない。自分で仕事を作り出す心意気が必要と感じた。