好き!→LINEブログの残骸(2021.12~2023.3)

僕の好きなもの、好きなこと。好きってなんだ?

読みたい本、やりたいこと、会いたい人がたくさん。どう交通整理する?

 41年の会社人生が終わり、片付けを始めたが、なかなか終わらない。2部屋がグジャグジャになったので、仕事部屋に本や資料などを運んだ。
 本はとりあえず、ジャンル別に整理できた。

 しかし、要らないものをもっと捨てないと、ものを収容するスペースが足りない。

 これからの人生で何に集中的に取り組むか。残り少ない人生での「選択と集中」をしっかり考えたい。そうしないと、やり残したこと、自由になったから始めたいことなどが次々出てきて収拾がつかなくなりそうだ。
 いまは頭の中がグチャグチャだ。それを映すように、部屋もグチャグチャになっている。
 
 仕事でとてもお世話になった人。同窓会で一緒に活動した人。音信不通になってから時間が経って、どうしているか気になる人。連絡とって、私がセカンドステージに入ったことをまずは伝えたい。
 今日、年賀状を500枚買った。年賀状は、2010年に出したのを最後に書いていなかった。12年ぶりに出す年賀状が、これからの繋がりのきっかけになる。

 会社に勤めていた時は、仕事で必要な本を優先していたが、これからはなんでも読める。でも、何を読むかは、やりたいことや付き合う人次第という部分もある。どんな人生を歩むかで、読む本も変わってくる。

 会社を退職すると、することや行く場所がなくなると、よく言われる。
 「大切なのはきょうようときょういく。教養と教育ではありません。今日行く(場所)と今日(の)用です」というのが、高齢者生き方講座のお決まりのフレーズ。でも、最近の高齢者はそんなに暇ではないと思う。

 仕事のように絶対的に優先しなければならないものがなくなった結果、あらゆる興味、関心が自己主張を始め、収拾がつかなくなっているのだ。

 どう生きるか、一本、筋を通すために、老年期のしっかりした哲学を打ち立て、自分を磨く術を考えなければならない。

 部屋の片付けから始まって、新しい生き方の模索へと話が大きくなってしまったが、仕事一途の現役時代の生き方とは違う、心豊かな生き方をしたい。

 起業するわけでもなく、できることは限られている。でも、たとえば、これまで生きてきてわかったことや大切と思ったことを若い人たちに伝えたい。家族や親しい友人と過ごす時間も削られてしまっていた。もっと大事にしたい。茶道や俳句など、自分を磨くことにも力を入れたい。

 断捨離と、よくいうけれど、減らしたり削ったりするだけでなく、大事なものを加え、増やすことも必要だ。それで、人生が豊かになるのだと思う。

 片付けは、新しいものを受け入れるために必要なのだ。