コロナ禍後初めての映画館
コロナ禍後、初めて映画館で映画を観た。イオンシネマ板橋。ぎっしり客を押し込めず、隣の席は空席にしていた。空調も良く、安心感があった。
観たのは、「トップガン マーヴェリック」。
ムビデオで観ていてよかった。
トム・クルーズ演じるマーヴェリックは相変わら
ず現役パイロット。何度も上司とぶつかり左遷され
るが、かつてのライバルが司令官になっており、パ
イロットとなって戻ってくる。今回は、アメリカ海軍
りすぐりの人間が、特別な使命のために集められ
る。しかし、マーヴェリックは、今回も教官というよ
り、先輩。自分の背中を見せることによって、自分の
ありよう、生き方を伝える、という姿に共感を覚え
る。
トム・クルーズはトップガンの続編製作権を誰にも譲り渡さず、その時機を待っていたと伝えられるが、今回の作品を観て、トップガン2ではなく、前作から一世代を超えた豊かなストーリーを作ってくれたと感じた。特撮と思えないような自然な飛行シーンや、迫力は言うまでもないが、人間ドラマとしてもとても感動的だった。
すっかり家で映画を楽しむようになっていたが、映画館で新作を観る楽しみも、「思い出した」。