遅い年賀状、宛名印刷
前の寅年以来、12年ぶりの年賀状兼挨拶状の住所録を整えた。
この12年間にいただいた年賀状、取材先の名刺、同窓会名簿などを参考に住所録を作ったら、600人を超えるものが出来上がった。それをおよそ500人に絞り込み、一晩中かけて印刷した。
高齢になったら付き合いも断捨離した方がいいと言った考え方もあるが、その意味がわからない。この500人はとても大事な人たちだ。
例えば、この10年間の主な個人の取材先は、ほとんど登録した。取材した時間だけでなく、記事になるまでに、新たな疑問が出てきて、何度も追加取材したり議論したりする中で、深いお付き合いができた人たちだ。
せっかく培った人脈。これからさらに育てることができなくても、これまでの感謝の意を込めてご挨拶しておかなければならない。
文面はこれから書く。
1月半ばを過ぎた、とても遅い年賀状になってしまうが、挨拶状を送りたい人たちをまとめてみると、特にこの10年、そして小学生以降の自分の人生が見えてくる。貴重な時間だった。
これからもいろいろな人と出会うだろうが、この500人の方々は、65歳からの人間関係のベースになりそうだ。